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2016年12月の作品情報

2016年12月7日発売

 

 

2016年12月21日発売

 

安藤政輝 宮城道雄を弾く 6 童曲集 1

VZCG-811(CD)
2016年12月21日 発売 
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踊る十二月/ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)

VZCG-10566(CD)
2016年12月21日 発売 
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踊る十二月/ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)

VZSG-10646(カセット)
2016年12月21日 発売 
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2016年9月発売の作品情報

2016年9月21日発売

 

伝統芸能分野で活躍が期待されるアーティストを顕彰する「日本伝統文化振興財団賞」、平成28年度の受賞者を紹介するDVD。

「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の伝統芸能の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一環として平成8年に設立されまし た。伝統芸能分野で将来いっそうの活躍が期待される優秀なアーティストを毎年1名顕彰しています。副賞として次代を担う受賞者の優れた技芸をDVDに収録 し、映像によって広く全国に紹介いたします。

[ブックレット]

  • ブックレットには詞章・解説を掲載。英文解説付です。
  • 「『三曲』の道を踏みしめて歩む 川瀬露秋さんの活躍に期待して」/野川美穂子(東京藝術大学音楽学部講師、日本伝統文化振興財団賞選考委員)
  • 「曲目解説」および詞章/野川美穂子
  • 英文翻訳/ロビン・トンプソン

※ 財団賞受賞者紹介はこちら(http://jtcf.jp/cultivate/recipient20
贈呈式レポート:https://japo-net.or.jp/3888

2016年7月発売の作品情報

2016年7月6日発売

中島勝祐創作賞 第五回 若獅子 Ⅰ

VZCG-809(CD)
2016年7月6日 発売 
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長唄三味線演奏家・作曲家として創作邦楽の発展につくした
故 中島勝祐の功績を記念する創作賞、第五回受賞作品を紹介する。

中島勝祐の二作品もあわせて収録。

「中島勝祐創作賞」は、長唄三味線演奏家・作曲家として「松・竹・梅」をはじめ数多くの(110曲)舞踊曲等を作曲し、三味線弾き語りによる独自の「創作上方浄るり」をはじめ、わが国の創作邦楽の発展に大きく寄与した故東音中島勝祐氏(とうおんなかじま・かつすけ 1940年大阪生まれ、2009年没)の功績を記念して当財団が2011年(平成23年)に創設した邦楽の創作賞で、受賞作品はCDの発行を行います。
第五回受賞作品は、若獅子会(わかじしかい)作曲の「若獅子 Ⅰ」です。本作の録音は、2012年5月9日、SAINT.DSTUDIOにて録音されたものです。

〈ライナーノーツ〉(16ページ)

このCDについて/久保田敏子(京都市立芸術大学名誉教授)
「小町夢幻―葛飾北斎画『七小町』に寄せて」曲目解説/久保田敏子
「信長―義太夫・長唄掛合」曲目解説/久保田敏子
全詞章掲載

「中島勝祐創作賞」
http://jtcf.jp/nakajima

第二十回日本伝統文化振興財団賞・第五回中島勝祐創作賞 贈呈式

伝統文化の保存・振興・普及を目的とする当財団の、顕彰事業の一環として設立された日本伝統文化振興財団賞、第二十回の受賞者は地歌箏曲・胡弓の川瀬露秋(かわせ ろしゅう)氏。また、長唄三味線演奏家で数多くの舞踊曲を作曲した東音中島勝祐氏の功績を記念した中島勝祐創作賞の第五回受賞作品には、若獅子会(わかじしかい)の「若獅子Ⅰ」が選ばれました。東京・三越劇場にて行なわれた二つの賞の贈呈式の模様をお伝えします。

文:じゃぽマガジン編集部

写真:ヒダキトモコ

関連記事
第二十回 日本伝統文化振興財団賞
第五回 中島勝祐創作賞

文化庁文化財鑑査官、齊藤孝正氏
文化庁文化財鑑査官、齊藤孝正氏

平成28年7月6日(水)、東京・日本橋の三越劇場で、第二十回日本伝統文化振興財団賞および第五回中島勝祐創作賞の贈呈式が開催されました。開会の辞につづいて日本伝統文化振興財団の川口裕司理事長の挨拶、両賞受賞者の紹介があり、来賓の文化庁文化財鑑査官、齊藤孝正氏から祝辞をいただきました。

まず、今年第二十回の節目を迎えた日本伝統文化振興財団賞の受賞者、川瀬露秋氏について、選考委員を代表して野川美穂子氏から、「地歌箏曲だけでなく、胡弓や歌舞伎の音楽まで幅広く、また作曲や編曲も手掛けるなど、多岐にわたる活動が評価された。今後も多方面から期待がかけられている」と、選考経過と将来への期待が述べられました。

賞状と目録贈呈のあと、第一回の受賞者である長唄唄方、杵屋直吉氏から花束を渡された川瀬露秋氏は、受賞の挨拶として、師であり養母である故・川瀬白秋師への思いを述べ、「ここに立っているのは本当に夢のよう。この受賞を機に、ますます精進していきたい」と今後の決意を語りました。

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第五回中島勝祐創作賞の贈呈に移り、審査委員の久保田敏子氏から受賞作「若獅子Ⅰ」について、「本来脇役である囃子の常識を覆し、主役となりえた作品」と講評がありました。

若獅子会の9名を代表して、福原百之助氏が前回受賞者の東音赤星喜康氏から花束を受け取り、受賞の喜びを次のように語りました。「邦楽囃子の魅力を広めたい、さらには邦楽を理解し楽しんでほしいと願って皆で作った作品が受賞してうれしい。中島勝祐先生の名に恥じないよう、今後も活動していきたい」。

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贈呈式は、当財団設立基金元、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの斉藤正明社長から寄せられた挨拶(代読)で締めくくられました。

休憩をはさんで、受賞記念演奏に移りました。
川瀬露秋氏の披露演奏は胡弓で、川瀬庸輔氏の尺八との二重奏「鶴門(かくもん)」。川瀬順輔師が作曲、川瀬白秋師が胡弓の手付をした作品です。

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つづいて中島勝祐創作賞受賞作品「若獅子Ⅰ」が披露されました。作曲者でもある若獅子会のメンバー9名による演奏。笛が2名に鼓、大鼓、太鼓、大太鼓、さらに下座音楽で使うさまざまな楽器も加わり、囃子が主役の新しい作品を、来場者は大いに楽しんだ様子です。

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今後とも、両賞受賞者のさらなる活躍にご注目いただきたいと願います。

受賞記念演奏 プログラム

第二十回 日本伝統文化振興財団賞 受賞者 川瀬 露秋 氏
記念演奏「鶴門」(川瀬順輔 作曲、川瀬白秋 胡弓手付)

胡弓 川瀬 露秋
尺八 川瀬 庸輔

第五回 中島勝祐創作賞 受賞作品 「若獅子Ⅰ」
記念演奏「若獅子Ⅰ」(若獅子会 作曲)

若獅子会

堅田喜三郎 藤舎呂凰 福原貴三郎
福原鶴之助 福原百貴 福原百之助
鳳聲晴久 望月左太寿郎 望月正浩

CD紹介

中島勝祐創作賞 第五回 若獅子 Ⅰ

VZCG-809(CD)
2016年7月6日 発売 
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DVD紹介

 

2016年6月発売の作品情報

2016年6月22日発売

虚無僧尺八の世界 京都の尺八Ⅱ 明暗真法流 鶴の巣籠(2枚組)

VZCG-8570〜1(CD)
2016年6月22日 発売 
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深遠・超音楽の宇宙
深い精神世界・虚無僧尺八の精神世界へ


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プロフィール

中村 明一《作曲家・尺八演奏家》

横山勝也師、多数の虚無僧尺八家に師事。米国バークリー音楽大学にて作曲とジャズ理論を学び、最優等賞で卒業。米国ニューイングランド音楽院大学院修士課程作曲科およびサード・ストリーム科で奨学生として学ぶ。

「独自に開発した方法による循環呼吸」、そして、永年の探求により自ら究めた日本古来の呼吸法である「密息」を用い、「倍音」を自在に操る演奏家として、また、声と音を同時に(異なるメロディを)演奏する演奏家として
第一人者である。

虚無僧に伝わる尺八音楽の採集・分析・演奏をライフワークとしつつ、ロック、ジャズ、現代音楽、即興演奏、コラボレイション等に幅広く活躍。尺八と箏によるバンド「Kokoo(コクー)」を率いる。世界40ヶ国余、150都市以上で公演。世界40局余の放送局に出演。

ビクター、キング、コロムビアなどよりソロ及びリーダーとしてCD11枚をリリース。うち2枚はMCAなど北米及びヨーロッパでも発売、1曲が米国FM局で8位にランクイン。

アルバム「虚無僧尺八の世界 薩慈」(日本コロムビア)により平成11年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞及びコロムビア・ゴールデン・ディスク賞。アルバム「虚無僧尺八の世界 北陸の尺八 三谷」(ビクター)により平成17年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞。第8回リサイタルにより第19回松尾芸能賞。

作曲家としても活躍し、NHK、ドイツ国営放送、フランスのラヴェル弦楽四重奏団、フィンランドのジャン・シベリウス弦楽四重奏団、ドイツのムンク・トリオ、米国のミュージック・フロム・ジャパンなど各方面より委嘱を受け、作品多数。「蒼海波-二十絃箏と十七絃箏のための」により第18回文化庁舞台芸術創作奨励賞。

2015年ポルトガル公演。文化庁「平成27年度文化芸術による子供の育成事業」に採択され、「Kokoo」による学校巡回公演を実施。
東京学芸大学、山梨学院大学、洗足学園音楽大学大学院、桐朋学園芸術短期大学講師。日本現代音楽協会会員。

関連CD


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虚無僧尺八の世界 京都の尺八 Ⅰ 虚空

VZCG-680(CD)
2008年7月23日 発売 
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霊慕 虚無僧尺八の世界 東北の尺八

VZCG-610(CD)
2006年10月11日 発売 
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虚無僧尺八の世界 北陸の尺八 三谷

VZCG-349(CD)
2005年1月21日 発売 
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◎虚無僧尺八の世界 九州の尺八 大菩薩(COCJ-31519)
◎虚無僧尺八の世界 津軽の尺八 根笹派錦風流(COCJ-30927)
◎虚無僧尺八の世界 薩慈(COCJ-30465)
◎Kokoo/ZOOM(KICP-681)
◎Kokoo/super-nova(KICP716)
◎Kokoo/moon(MQCP-1)
◎日・月(国内=フォンテック/FOCD3189;欧米=ニューアルビオン・レコーズ/NA069CD)
◎FOREST/Neutral Point(VICG-8026)

関連書籍

『「密息」で身体が変わる』 (新潮社)
『倍音-音、ことば、身体の文化誌』(春秋社)
『あの人の声は何故伝わるのか』(幻冬舎エデュケーション)

 

2016年3月、4月の作品情報

2016年3月23日

蓬萊/栄芝の端唄

VZCG-802(CD)
2016年3月23日 発売 
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「江戸の粋」満載でお届けする栄芝の端唄第4弾!
艶やかな栄芝の唄に、本條秀太郎の三味線、堅田喜三久連中の鳴物が芝居のような情景を彩ります。

今回はビクターのLP時代の再録音源で構成しています。全20曲を収録。
ブックレットに全曲詞章を掲載。


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2016年4月20日

布橋おんなみち/おしろい月夜 長岡すみ子

VZCG-10563(12cmシングルCD)
2016年4月20日 発売 
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主催公演「鬼太鼓座」VS 中国山西省「絳州鼓楽」が浅草公会堂で開催されました

2015年10月24 日(土)と25 日 (日)の両日にわたり、日本伝統文化振興財団主催公演「鬼太鼓座」VS中国山西省「絳州鼓楽」 が浅草公会堂で開催されました。

一日目(24日)は「『鬼太鼓座』vs『絳州鼓楽』(ZA ONDEKOZA DAY)」と題して鬼太鼓座がメインの公演、二日目(25日)は「『絳州鼓楽』vs『鬼太鼓座』(JIANGZHOU DRUM DAY)」として絳州鼓楽がメインのプログラムが組まれました。

和太鼓の原点「鬼太鼓座」と、中国の若い女性20名による鼓楽団「絳州鼓楽」の大競演の様子を、写真アルバムでご紹介します。

 

公演の詳細、および「鬼太鼓座」と「絳州鼓楽」のプロフィールはこちらをご覧ください。
http://concert.jtcf.jp/4480

 

「鬼太鼓座」vs「絳州鼓楽」(ZA ONDEKOZA DAY

2015年10月24 日(土)19:00開演

 

「絳州鼓楽」vs「鬼太鼓座」(JIANGZHOU DRUM DAY

2015年10月25 日(日)14:00開演

 

撮影:ヒダキトモコ

第十九回日本伝統文化振興財団賞贈呈式/第四回中島勝祐創作賞 贈呈式

伝統文化の保存・振興・普及を目的とする当財団の、顕彰事業の一環として設立された日本伝統文化振興財団賞、第十九回の受賞者は琉球舞踊家、組踊(くみおどり)立方の佐辺 良和(さなべ よしかず)氏。また、長唄三味線演奏家で数多くの舞踊曲を作曲した東音中島勝祐氏の功績を記念した中島勝祐創作賞の第四回受賞作品は、東音赤星喜康(とうおん あかほし よしやす)氏(長唄三味線方)作曲による「文京坂名所踊図~坂悠々(坂八景)~」(ぶんきょうのさかめいしょおどりえ)に決定いたしました。東京・三越劇場にて行なわれた二つの賞の贈呈式、および沖縄・国立劇場おきなわ小劇場で行われた財団賞贈呈式の模様をお伝えします。

文:じゃぽマガジン編集部

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第十九回 日本伝統文化振興財団賞
第四回 中島勝祐創作賞

東京・三越劇場での両賞贈呈式

第十九回日本伝統文化振興財団賞贈呈式は例年と異なり、東京と沖縄の2ヵ所で開催しました。
東京での贈呈式は7月7日(火)、日本橋の三越劇場で第四回中島勝祐創作賞の贈呈とあわせて開催されました。まず、日本伝統文化振興財団の川口裕司理事長の挨拶があり、続いて文化庁の山下和茂文化財部長から、両受賞者へ祝辞が述べられました。


財団賞の選考過程については、選考委員を代表して田中英機氏から次のように披露されました。「新鮮な表現と存在感で新進気鋭の琉球舞踊家と評価された。伝統の組踊にも取り組み、屈指の若き女形として出色の才能をみせ、芸の熟成が予感させる。次の世代の沖縄の芸能をささえるリーダーとして大きな期待を寄せている」。


佐辺良和氏は、沖縄の言葉、ウチナーグチで自己紹介をし、「今年は戦後70年だが、沖縄の人はいかなる困難の時代にも三線を片手に、歌と踊りを心のささえにして乗り越えてきた。その心を大切にして、賞を励みに沖縄の芸能の保存、継承、発展に尽くしていきたい」と語りました。

続いて第四回中島勝祐創作賞の贈呈式に移り、選考委員を代表して久保田敏子氏から受賞作「文京坂名所踊図」の選考過程が紹介されました。作曲者の東音赤星喜康氏は、生前、中島勝祐氏から作曲の指導を受けた思い出などを交えながら、師を記念した賞を受ける喜びを述べました。中島勝祐氏と同じ長唄三味線演奏家の受賞は、今回が初めてです。


贈呈式は、当財団設立基金元、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの米光信彦副社長の挨拶で締めくくられました。

休憩をはさんで、中島勝祐創作賞受賞作品「文京坂名所踊図~坂悠々(坂八景)~」の披露演奏となりました。東音赤星喜康氏のタテ三味線です。原曲は50分を超える大作ですが、この日は時間の都合により約33分のショートバージョン。舞踊曲として委嘱された作品とのことですが、多彩な文京の坂を面白くよみこんだ唄と、変化にとんだ三味線、お囃子の迫力ある演奏に、大きな拍手が寄せられました。

「文京坂名所踊図」
「文京坂名所踊図」

■CD紹介

中島勝祐創作賞〈第四回〉文京坂名所踊図

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