人形と浄瑠璃で紡ぐ愛の物語 壺坂観音霊験記
2009年2月14日(土)開催
(銀座28’s Live 昼夜2回公演)
「人形と浄瑠璃で紡ぐ愛の物語 壺坂観音霊験記」(「沢市内」から「山の段」まで)が、2月14日 銀座28’s Liveで、女流義太夫と八王子車人形という顔合わせで上演されました。女流義太夫はふだん人形のつかない素浄瑠璃で聞かせますが、今回はたいへん狭い会場ながら、華やかな舞台が人形のために工夫されました。
主催者である女流義太夫の竹本越若さんによれば、「壺坂観音霊験記」は結婚3年目の夫婦の危機とその回避、そして二人の愛を確かめ合う物語で、バレンタインデーにはふさわしい演目とのこと。義太夫節にはめずらしいハッピーエンドの愛の物語を、人形と浄瑠璃でたっぷりと楽しませてくれました。
(「じゃぽ音っと」編集部)
(記事公開日:2009年03月05日)